EPSON PX−S06 普通紙プリントで写真の画質をテスト

周辺機器

写真をキレイに出力するのであれば、家庭用インクジェットプリンターでも可能だ。写真用紙で出力すれば、かつての写真印画紙のクオリティでプリントすることができる。しかし、モバイルプリンターという性質上、ビジネス文書のプリントを主な用途として購入を検討される方も多いと思う。ビジネス文書に挿入された写真が、普通紙プリントでどの程度のキレイさでプリントできるのか、自作のサンプル画像を使ってチェックしてみた。

出力に使ったデータはこちら

A4サイズに10x15cmの画像をレイアウトしたもの。(240ppi)

そして出力されたプリントを240ppiでスキャン、周囲の余白をカットしたデータがこちら

評価

さすがインクジェット。レーザープリンターでは得難い、写真らしいクオリティだと思う。色の再現性が良く、グラデーション、ハイライトも自然だ。しかし驚いたのは、出力のスピード。PCの方で「印刷」ボタンを押してからデータがプリンターに送られるまでの時間は、PCの性能や接続方式にも左右されるので、断定的なことは言えないが、その後、プリントヘッドが動き始めてからプリント用紙が排紙されるまでの時間は、あっという間であった。計測した訳では無いが、5〜6秒だったと思う。とにかくお客さんを待たせて顰蹙を買う心配はなさそうだ。感熱式プリンターにも対抗できる。(もちろん写真用紙でプリントする場合は、もっと時間がかかる。あくまで普通紙で出力する場合のお話)